「ガリですが腹筋が1回もできません」
「デブでお腹の肉が邪魔して、無理です」
「年齢のせいか体力がなくて腹筋ができません」
そんな悩みをよく耳にします。
そんなあなたに私が伝えたいのは、『それはあなたが腹筋のやり方や認識を間違えているから』ということです。
私は40代ですが、40代で始めたダイエットで1年間でウエストがマイナス9.5cm、体重はマイナス8.4kgに成功しました。
その経験から、腹筋運動に対する考え方や、正しい腹筋の鍛え方を教えていきたいと思います。
腹筋運動をしてガリガリの体を鍛えたい、デブと言われたくない、歳を取っても健康でいたい。
そんなあなたにきっと役立つ内容です。
この記事の目次(クリックでジャンプ)[非表示]
腹筋ができない原因 運動方法の間違い
腹筋運動の認識について決定的な間違いがあります。
あなたはそれに当てはまっていませんか?
シットアップが腹筋運動だと思っている
本当に多くの方が間違った認識を持っています。
シットアップとはこの運動のことですね。
腹筋運動といったらこのシットアップのイメージですよね。
体育の授業でも、テレビの筋肉自慢番組でも、シットアップが腹筋を鍛える手段として扱われていますよね。
このシットアップができない、といっているあなたは認識を変えましょう。
腹筋運動にシットアップは必要ありません。
そればかりかシットアップは腰を痛める原因にもなるので、こんな運動は必要ないので綺麗さっぱり頭の中から消し去ってください。
シットアップのダメなところ
シットアップは腹筋運動に効果がないとは言いませんが、マイナスだらけなので、今日限りやるのはやめましょう。
まず体を起こすために頭の後ろに手を組み、手にめちゃくちゃ力を入れて頭ごと持ち上げたりしますよね。
それ腹筋運動じゃありません。
手の動きに反して頭は後ろに行こうとしますし、首を痛める原因になります。
そして足が上がらないようにするために内腿に力を入れます。
それのどこが腹筋運動なんですか?
内股を鍛えているだけです。
筋肉は複雑に絡み合っているので腹筋が全く鍛えられないかというと、そういうわけではないのですが、無駄が多すぎます。
そして最大のデメリットは腰を痛めることです。
シットアップは起き上がるために腰えの負荷がすごくかかるために、腰を痛めやすいので本当にオススメしません。
私も過去に腰を痛めたことがありますが、腰を痛めると歩けなくなるので日常生活がまともに送れません。
こんな運動のことを指して「腹筋ができない」などというのはやめましょう。
実は立ったままで腹筋運動はできる。
「腹筋運動が1回もできない」はウソで、どんなにデブでも誰でも必ずできます。
それがドローイングという腹筋運動です。
立ったままでお腹をぎゅっとへこませてみてください。
自分の限界だ、と思うところからあと15倍ぐらいの力でお腹の皮と背中の皮をくっつけるイメージです。とてもきつくありませんか。
これも立派な腹筋運動です。ほら1回できたでしょう。
腹筋がシットアップだと思い込んでいるからできない、と思うだけで腹筋運動はいろいろありますからね。
ドローイングについてくわしく知りたい方はコチラ↓
腹筋ができない まとめ
「腹筋ができない」は勘違いです。
あなたはシットアップができないだけなので、ドローイングをすればいいんですよ。
そして慣れてきたら、徐々に色々な筋トレを始めていけばいいんです。
そもそも運動もろくにしていないのに、いきなりシットアップなんてできるはずもなく、必ずどこかを痛めます。
昔はうさぎ跳びという運動があって、学校で部活動の中のトレーニングにも取り入れられていましたが今は全くなくなりました。
それはなぜかというと、当時は世の中が『うさぎ跳びがトレーニングとして正しい』と間違った認識をしていたからです。
ですので『シットアップ=腹筋』という認識が間違っていることにもあなたは気づくべきです。
腹筋はシットアップが正解ではなく、ドローイングやプランク、クランチといった運動が腹筋に効果的だという新常識を覚えて起きましょう。
最終兵器としてはクリスティアーノ・ロナウドのCMでもおなじみのEMSを使うのも手です。
常に腹筋を刺激してくれるハイテクな優れものです。
つまり寝転んで上半身を持ち上げる腹筋運動なんていうものは昭和の時代で終了したということなんです。
腹筋方法を正しく学んでお腹を凹ませて、かっこいいカラダに鍛え上げましょう。
ドローイングも疲れますか?運動ですからね。
そういった方にはEMSを使うのも手です。
ただしドローイングはタダでできますが、EMSは買わなければいけませんから、お金がかかります。
ですが隙間時間を利用して、お腹周りを知らず知らずのうちにスッキリさせるためには、非常に有効です。
勉強中や、仕事や家事の間に腹筋運動を勝手にやってくれるわけですからね。試してみる価値は十分ありますね。
わたしは過去にホームセンターで安物を買い、失敗したのでやはりある程度いいものを買うのをお勧めします。