忙しかった1日。
「今日は仕事が大変だったのに誰も手伝ってくれなかった」
「今日は同僚のミスで足を引っ張られて本当に腹が立った」
「もうこんな会社で働きたくない」
そんなことを1人でつぶやきながら家に帰る。
そんな体験、あなたもありませんか。
そして思う。
「もうムカついた。今日はとことんドカ食いしてやる!」と。
次の日後悔するにもかかわらず、食べたいものを食べまくってしまう...。
ありますよね?
でもなぜなんでしょう。人が疲れた時に食べすぎるのには理由があるのでしょうか。
今回はそんな『ストレスによる食べ過ぎ』について考えてみた記事になります。
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ストレスによる食べ過ぎは『疲れ』のサイン
「今日は本当に疲れた」と思い家に帰る。
そしてそのまますぐに寝てしまうパターンの方もいるでしょうが、私は「食べなきゃやってらんねえよ!」と思ってしまいます。
そして帰りにスーパーで半額のお弁当を2つ買って、おやつだの、お酒だおつまみだと買いあさります。
そして無我夢中で食べまくります。
私は普段食べる量はコントロールしていて、太らないように考えて食事していますから、食べたらいけないものなどは頭に入っています。
ですが本当にストレスがたまると、このリミッターが外れてしまい、普段食べないケーキ、アイスクリームなどに手が伸びます。
普段から甘いものを我慢しているわけではないのに、なぜか手にとってしまうんです。
なぜなんでしょう。
「疲れた時に甘いものを脳が欲しがる」なんて言葉をたまに耳にしませんか。
その言葉の意味を、私は以前「疲れた時には甘いものが良いんだ」と解釈していたのですが、そうではなく、疲れたから甘いものをとることで『体は自分自身を休ませようとしている』のではないかと思うようになりました。
食べ過ぎ(糖分の取りすぎ)は眠気を誘う
食べるものにもよりますが、糖分が多く含まれるもの、例えばアイスクリーム、ケーキ、菓子パン、白米、うどんなど糖分を多く含んだものを食べることで、食後に眠くなります。
どういうことかと言うと、食後の眠気の原因は糖質の取りすぎによる一過性の過血糖が原因だからです。
急激に上がった血糖値を下げるために過剰にインスリンという成分が分泌されることで、睡魔に襲われるんです。
そう、つまり体は早くあなたを寝かせて体をリフレッシュさせたがっているために、大量の食事(糖分)を摂取させます。
そうすることでインスリンを分泌させて、眠りを誘い、早く寝かせようとしているのではないでしょうか。
お風呂や歯磨き、食べた後も寝るまでにはいろんなことがあるんだろうけど、体はとにかくあなたを休ませようとしているんです。
そのために食べさせて眠らせる。普段食べないアイスやケーキを急に食べたくなるのは、体が『あの食べ物を食べれば眠くなる』ことを知っているんじゃないでしょうか?
ストレスによる食べ過ぎ まとめ
疲れていて無性に食べたい!そんな時はあなたの体のサインに素直に応じて食べまくるのも一つの手かもしれませんね。
毎日食べすぎるのは、流石に体にとって余計に悪いことなのである程度の理性が必要ですが、
たまにはドカ食いして憂さ晴らしも必要ですよね。