
こんな方におすすめ
- キエフとキーウの違いが知りたい
- キエフがキーウになった理由が知りたい
ロシア軍の攻撃を受けているウクライナの首都はキエフ(Kiev)というカタカナ表記から、キーウ(kyiv)と呼ばれるようになり、なんで?と思っている方も多いはず。
その理由は、キエフ(Kiev)はロシア語の発言に基づくものだったからです。
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キエフ(Kiev)はロシア語の発音 キーウ(kyiv)は現地ウクライナの発音
キエフとキーウの違いは、ロシア語発言に基づいたものがキエフであり、キーウはウクライナ現地の発音であること。
ソビエト連邦崩壊でウクライナが新国家として誕生し、1995年に英語表記がそれまでのKievからkyivに変えることが認められたそうです。
キエフからキーウという表記に変わったのは、「ロシアを支持しない」意思表示か
ロシア軍がウクライナに侵攻を始めてからキーウという表記に変わったのは、英語による報道各局(BBC、アルジャジーラ英語、フランス24英語 等)が元のようで、「ロシアを支持しない」という意図的なメッセージにもみて取れるとのこと。
確かにキエフ(Kiev)のままではロシアを支持しているようにも受け取れてしまいかねませんね。
であれば最初からキーウで呼ばなかったのはなぜなのでしょうか。
日本のカタカナ表記はキーウ、キイフ、キエフの3種類を併用
ちなみに日本はカタカナ表記をキーウ、キイフ、キエフを併用すると有識者会議で決めているそうです。
BBCニュースの日本語記事では、キーウという表記になっています。